中国茶 その2

 以前 我が家に たくさんの中国茶があることを 書きました。 今日は その2です。 
と言うのも 復習を兼ねて 中国茶の講座を 再受講したのです。 忘れていることもあり 実習のお茶も 以前とは違っていたりと 興味深いものでした。

 紅茶は 茶葉やお湯の分量・抽出時間など きっちりと 計るほうが 美味しくいただくことが出来ます。 
それに対して 中国茶は 人それぞれの 好みが 優先するお茶と言えます。 殆どの茶葉は お湯をつぎ足したり その時により 蒸らし時間を 調節して 飲むことが出来るのです。
 

 今回 実習で 飲んだお茶は 最も有名な緑茶で 「龍井茶ロンジン茶)」。 
ガラスのグラスに 入れて飲みます。 なぜグラスなのか と言うと 「姿形を愛でる」 香りや味はもちろん 目でも楽しむ お茶なのですね。 

まず 茶葉を 直接 グラスへ。 
1cmくらいお湯を入れ 茶葉を 開かせながら まず香りを楽しむ。
      日本茶にも似た 香りが う〜ん いい感じ♪ 
さらに お湯を入れ 茶葉が 上へ下へと ジャンピングする様子を 眺める。 
段々と 成分が抽出され 黄金色の水色へ。 
お味は まろやかで さっぱり。 とても飲みやすく 美味しかったですよ〜

 ここで 1つ 問題なのが グラスの中に 直接 茶葉が入っているため と〜っても 飲みにくい! 
中国の方は 構わず ペッと 口に入った葉を 出すようですが 日本では ちょっと お行儀が・・・ 
でも 何でも経験! みんな こっそり出して お茶を 楽しみました。
 

 次は「ジャスミン茶」です。 
これは 「ガイワン」を使います。 「ガイワン」は 日本の蓋付きの湯飲み茶碗に 似ています。 ですが 蓋は内側になっていて きっちりと閉まりません。 なぜなら その蓋を 少しずらして そのまま 口に運ぶからです。
香りが飛んでしまわないように 蓋をしたまま 飲むのです。 
さらに 歯を見せるのは 失礼と言うことで 蓋を押さえた 手が正面に来るように 口に運ぶのです。
ふ〜っ!これもまた 飲みにくい! 
わざわざ そんな飲み方をしなくても・・・ 
と思ってしまいますが それくらい お茶に こだわりが あるんですね〜 
手がつりそうに なりながらも 美味しくいただきました♪

 
 ここで 「ジャスミン茶」の選び方の注意です。 
花がたくさん入っているから 良いお茶と 思っている方 違うそうですよ。 十分に 茶葉に香りが移ったものが 良質なお茶なんですって! 気をつけてくださいね☆

 そして 高いお茶だからと言って 美味しいとは 限らないそうです。 やはり 自分の舌で確かめてから 買いましょう! 同じ銘柄でも 産地や茶園によって 味が違うそうですよ。


 久しぶりに 普段とは違う 空間を楽しみ 気分転換となった 中国茶講座。 ますます お茶の魅力に 嵌ってしまいそうです。